携帯小説、小説家になろう、スキルイーター(129～)

どうやらペネム街にゼーウの手のものが紛れ込んでいるようだ。シロを「正妻候補と偽る」という情報を限定的に流し、密偵をあぶりだす。更に偽の情報でこちらの守る港を伝える。

どうやらメリエーラ老には策がばれていた。更には主人公とシロの種族が「人族」ではなく「ヒューム」となっていることもばれてしまった。「ヒューム」とはハイエルフに伝わる神から使わされた者たちと言う意味だそうだ。つまりは全ての「始祖」という事らしい。

そして本当の正妻候補にしたシロには本当の事を話さないといけないだろう。新居を作っていると、眷属の報告で患者が動いたとの事だった。間者はサラトガの関係者だった。イサークとの交流もあり、相談したのち説得する予定ではあったが、怨恨からの裏切りという事で、イサークの希望もあり処理を任せた。更にはゼーウ街とアトフィア教で対立が深まり抗争に発展しそうだという事だ。

新居も完成したころ、眷属達から結婚式はいつか？との声が上がった。あーだこーだで来年(16歳)の誕生日にあげることが決まった。

街を視察し、フードコートの区画を整備したとこでゼーウ街が動いたと知らせが入った。船に積み荷を運び込んで近日中に出航するとの事だった。