三木‘sブログ

日々の生活の中で面白いと思ったこと等を書いてます。

携帯小説、小説家になろう、スキルイーター(87~)

現地の戦場でもエント達による罠の突貫作業が行われていた。騎馬主体の生騎士団に相性のいい罠を設置中だ。主人公はロングケープを抑えるべく街へと向かったが、そこで目にしたのは少数の聖騎士たちだった。20名程度だが聖騎士団内で分裂したようで街に残っていた。街の領主はアトフィア教側に着くことを宣言するようだ。主人公たちは襲撃と同時に獣人族やハーフたちを街から逃がすように手配した。

 

眷属から開戦の連絡が入った。エントの罠や脅しとして使ったドラゴンのブレスで敵は恐慌状態だ。一方的な勝利で聖騎士団は撤退をしていったのだった。

 

騎士団の敗走を知らない領主はアトフィア教へ協力を宣言する、それを契機に主人公と眷属達は街を強襲し、中枢の議会所を落とした。港の船を破壊する主人公、そこに向かう聖騎士団、両者は港で対峙する。聖騎士団20名を一騎打ちで倒した後、部隊長ヴァネッサは部下の命の嘆願と共に降伏した。

アトフィア教で生きてきたヴァネッサにとっては人族こそ世界をまとめる種族として疑わない。それを問題に思った主人公は占拠した議会所にヴァネッサを一従者として連れていき、互いを罵倒しあう領主たちを見せた。また、救い出した獣人族の子供が「支給してもらったご飯、街の人間の子にあげていいですか?」と主人公お願いしているのを見て、彼女のアトフィア教への思いは崩れ去ってしまったのであった。数日後に戦場から敗走してきた騎士団も、すでに陥落している街の外壁で主人公たちを罵る。果ては仲間同士でいがみ合う場面も見られた。

 

一時的に名前を変えられたシロ(ヴァネッサ)と従者のハツとチュンは、アトフィア教の本山には帰らず、死んだものとして主人公に付いていくことにしたのだった。後にハツとチュンは新たな名前を貰うが、シロは主人公に貰った名前だからと改名を拒否したのだった。このシロは現教皇の孫娘ということであった。