三木‘sブログ

日々の生活の中で面白いと思ったこと等を書いてます。

携帯小説、小説家になろう、スキルイーター(60~)

クリスも戦闘に慣れてきたころ、最下層となる50階に到達した。ここには椅子に座った骸骨と頭に王冠があるだけであった。鑑定の結果、王冠がダンジョンコアと分かり、主人公はこれを壊そうとするがコアは手を変え品を変え自分を壊さないように主人公に拝み倒した。しかし、どの手も品も主人公には効き目がなくさぁ壊されるかと思ったところ、コアは主人公に「全てを話すから、自分に触れてほしい」とお願いした。主人公は願いを聞き入れ触ったところコアは主人公の眷属(コアは触られると眷属になるスキルを持っていた)となった。コアの名前はペネム、主人公はペネムにダンジョンの色々を聞いた結果、拠点に住まわせている獣人族たちにダンジョンを解放すべく、ペネムを連れ帰り、街にダンジョンを作ることにしたのである。

 

 場面は変わりサラトガ領主、ダンジョンが街にあるということで経済が回っていたのだが。冒険者からダンジョンの様子を聞いたところモンスターも発生しなくなった、ダンジョンが枯れていしまっていたのである。更には、歴代領主がダンジョンに人族の娘を生贄にすることでダンジョンの魔素が保たれていた事が冒険者から民にばれてしまったのである、獣人族との融和を信念としているコルッカ教もサラトガを見限り、主人公の街々に移動していることが分かった。これにより街の人々はサラトガを離れていくこととなり、サラトガ領主は数人の使用人達と共に家に火を放ちサラトガは主人公の預かるところとなった。